WORK01

現在進行中の施工現場レポートです。

2023.06.07
[MH耐震]生コンの試し練り

 躯体補強コンクリートの配合について、当初設計では「24-12-25BB」となっていますが、下記の事由により流動性のある「40-55-25N」の使用を検討中です。

 JIS適合品でないことと直近の使用実績がないため、「試し練り」を行いました。

 ①投入口が限られており、流動性がないと全体に充填するのが困難である。

 ②締固めについて、棒状バイブレーターの挿入口が限られており、型枠バイブレーターでの締固めが主となり、流動性が必要である。

 ③地上と打設箇所の高低差が大きく材料分離が懸念される。

当日行う性状試験の結果は全て異常ありませんでした。

後日行う圧縮強度試験(材令7日、材令28日)の結果についても異常がなければ、正式に発注者と使用について協議することとなります。