[可とう継手/管廊F-4工事]2現場同一箇所での施工!
1月下旬より、伸縮可とう継手の取付けに支障となる既設の電力設備の撤去・新設を行いました。
1月末から、管廊D-2~管廊F-1~管廊F-2~管廊F-3~管廊F-4区間で、[可とう継手工事]においては可とう継手取付に必要なアンカーの施工、[管廊F-4工事]においては、池排水・スカム排水管の配管架台の設置、ケーブルラックの復旧作業を行っています。
同一区間での施工となるため、朝の打合せ時や作業中も相互に作業調整を行いながら工事を進めています。
【電力設備撤去・新設】
伸縮ゴムが管廊内の電線管に当たるため、撤去・新設。
写真手前が交換した電線BOX、写真奥に見えるのが交換前の電線BOXです。
躯体天井部と電線管の離隔を広げるのに電線BOX・電線管の交換を行いました。
【伸縮継手工】
あと施工アンカーの施工
各継手箇所に足場を設置し作業を進めています。
【配管架台の設置】
池排水管・スカム排水管の設置架台の取付け
管廊F-1~管廊I-1区間で、43箇所の取付けを行う予定です。
耐震補強前の区間と耐震補強後の区間があり、躯体の形状がそれぞれ違っているので、7タイプの配管架台を設置場所にあわせ取付を行っています。
【配線器具設置】
工事期間中、仮移設を行っていたケーブル配線をもとに戻すため、ケーブルラックの復旧作業を行っています。
【進捗状況】1月末時点 (管廊F-2を撮影)
管廊F-4工事は、3月15日まで、可とう継手工事は3月5日まで
それぞれ工期の延長を行っています。
[可とう継手工事]可とう継手3箇所、中間検査実施!
本日(1月18日)伸縮可とう継手施工完了箇所、3箇所(3継手)の検査を受けました。
伸縮可とう継手の設置寸法の確認、管理書類の確認をしていただきました。
残り5箇所(5継手)は、支障となる電力設備(電線ボックス、電線配管)の撤去・新設を行ってからの施工となるため、1月下旬からの施工となる予定です。
[管廊F-4工事]F-4躯体施工完了、F-2床コンクリート打設しまもなく躯体完了!
正月あけから引き続き工事をすすめています。
管廊F-4はすでに躯体が完了しています。あとは兼務工事の[伸縮可とう継手工事]で継ぎ手部分に伸縮ゴムの取り付け、[F-4工事]で配線器具の復旧、池排水・スカム排水のダクタイル鋳鉄管Φ300GX形の復旧を行う作業が残っています。
【管廊F-4】躯体完了
管廊F-2では年明けから、側壁上部のハンチ部にモルタル詰めを行い、昨日最後のコンクリート打設(床コンクリート)を行いました。脱型すれば躯体完了となり、管廊F-4と同様な作業を順次すすめていく予定です。
【管廊F-2】ハンチ部モルタル詰め作業、床コンクリート打設
[管廊F-4工事]年内の作業完了しました!
管廊F-4工事では、F-2の側壁部の型枠脱型を行い、湿潤養生剤の散布を行いました。また、F-4の床コンクリートにも湿潤養生剤の散布を行っています。
年内の作業はここまでとなり、来年はF-2の床コンクリートの施工を行った後、兼務している[可とう継手工事]の伸縮ゴムの取り付け作業と調整しながら、ダクタイル鋳鉄管Φ300の復旧作業や配線器具(ケーブルラック・配線)の復旧作業に取りかかる予定です。
【管廊F-2】側壁部 型枠脱型
【管廊F-2、F-4】含浸性湿潤養生剤の散布
【管廊F-4】
[可とう継手工事]伸縮ゴム取付作業実施!
可とう継手工事では、アンカーボルト設置完了後、引張試験を実施し、伸縮ゴムの取り付け作業を行いました。
伸縮ゴムは、一部現場にて接合する必要があり、170℃で30分焼き継ぎを行い、取付作業を実施しました。
年内は8箇所中、3箇所で取付作業が完了しています。
【引張試験】11.5kN以上(1継手当たり、底版、左壁、右壁、頂版の4箇所で実施)
【ボンド塗布】サンタックボンド塗布(塗布後にスパンシールの貼り付けを行います)
【伸縮ゴム配置】3~4名程度で伸縮ゴムを取付位置に配置
【伸縮ゴム焼き継ぎ】170℃で30分加熱し、ゴムを溶着させます。
【押さえ板取付】伸縮ゴムを押さえ板で固定します。
【押さえ板締め付け】トルクレンチを用い、ナットを締め付けます。1回目で40Nmで締め付けた後、1時間以上間隔をあけ、増し締め(2回目の締め付け)を行います。
【伸縮ゴム取付完了】年内は3箇所施工できました。あと5箇所は来年になります。